11月23日は勤労感謝の日でした。

ひさしぶりにゆっくりと自宅で休みました。

というのも前日飲んだお酒が心地よくからだにしみわたり倦怠感。

医師会の会合の後に二件ほど行きました。

ひとつはバーポアラー。

マスターが作るお酒は最高!

ジントニックをいただきました。

バーポアラー

広島県 広島市中区 流川町 2-20 SS館ビル 5F

歴史ある建物の中で、プロが作る素敵なグラスに注がれたジントニックを楽しむ。

ジントニックの由来

熱帯植民地に働くイギリス人の健康飲料がトニックウォーター。

それをジンと混ぜたらとてもおいしく、第二次世界大戦後に世界中にひろまったそうです。

わたしの尊敬する先輩がバーでジントニックを最初に注文したのをみてから

わたしもジントニックを注文するようになりました。

てなわけで、祝日の日のウオーキングはお休み。

体重を測定してみると3kgほど増えてました!

2型糖尿病の予防になるウオーキングは、認知症の予防にも、そして片頭痛の予防にも。

いつもそんなことを言ってますが、自分自身も運動をせねば。

日本人の840万人のかたが片頭痛ですが、2型糖尿病の患者さんは一昨年で1000万人をこえて増え続けております。

最近の論文で、2型糖尿病患者さんは病気が発症する10年もまえから糖尿病の要因をもっていたとのこと。

これは日本人の臨床研究で、平成30年5月にJournal of the Endocrine Societyに掲載されました。

わたしのクリニックにくる患者さんでも、境界型糖尿病の患者さんが生活習慣を変えれずに数年後に糖尿病と診断されるかたがいます。

2型糖尿病になれば5年後あたりから、網膜症の合併や腎症・神経症の合併などに悩まされるかたが出現。

そうならないために生活習慣の改善や薬物療法をおこないます。

境界型糖尿病(きょうかいがたとうにょうびょう)

2型糖尿病になる前段階です。

空腹時の血糖値(FBS)と1-2ヶ月の平均血糖値であるHbA1c。

FBSについて100mg/dl未満が正常です。

HbA1cは5.7%未満が正常。

健康診断ではきびしく5.6%未満が正常。

そして糖尿病はFBS 126mg/dl以上 HbA1は6.5%以上

*HbA1c(エイチビーエイワンシー)とは

血液のなかの赤血球には酸素を運ぶヘモグロビンというたんぱくがあります。

そのヘモグロビンが血糖と接触して血糖を含みます。

その割合をHbA1cと示します。

この時期に運動・食事療法をして、場合によったら内服薬をのんでいただくと。

まったく正常になるというのが境界型糖尿病です。

健康な人のダイエットですら難しいのにといわれますが。

成功させる運動・食事療法のポイント

「つぎにHbA1cが6.5%を超えるのなら、お薬を飲みましょうね。」

ある一定の血液検査の値を目標値として設定することです。

すると患者さんはがんばられるかたがいらっしゃいます。

「毎日、運動なり食事内容なりを日記に記録しましょうね。」

こちらは、ダイエットと同様に記録できないかたが多いです。

でも記録はじめるかたは必ずといっていいほどうまくいきます。

「○○というおくすりを処方します。HbA1cが6.0%をきったら中止しましょう。」

先にお薬を飲むという方法。

2型糖尿病の治療の基本は運動・食事療法ですが、患者さんによってはすぐにお薬を飲んだ方がよいと思われるかたもいらっしゃいます。

HbA1cが6.4%とかあと一歩で糖尿病と診断されるかた。

運動・食事療法など悠長なことを言えません。

患者さんにもその重要性が理解できてもらえてないとき。

お薬をまず出してみるのもよかったりします。

「うまくいってますね。この調子で‼」

ほめることもたいせつです。

生活習慣の改善の基本は継続は力なりです。

せっかく調子よくても、だれもほめてくれなければまたもとの状態になるのがひとです。

【参考文献】H Sagesaka et al. Type 2 Diabetes: When Does It Start? Journal of the Endocrine Society, Volume 2, Issue 5, 1 May 2018, Pages 476–484, https://doi.org/10.1210/js.2018-00071