もくじ
当院のロゴマーク
当院のロゴマークは緑色です。看板なども緑色を多く使っております。これは、私たちが緑色が好きだという理由だけでなく、緑色は体調を整える色だと思いますし、別名クリニックカラーとも呼ばれているからです。
頭痛の予防に青色の光を避けよう
2016年にBrainという権威ある雑誌に掲載された論文です
片頭痛は音や光や匂い、 人混みなどで誘発
片頭痛は音や光や匂い、
特に、
対象と方法
実験では、片頭痛患者さんを対象に、青色、緑色、琥珀色、
結果
明るい職場などの高強度の光の下で働いてる方は、80パーセント
また、
しかし
光が緑色の場合は悪化は見られず、
考察
「
と、
その結果から、今著者たちは、
まずは、
紫外線カット
もともと、目には紫外線を防ぐ力が備わっていますので、通勤時間など日常生活で短い時間、紫外線を浴びることは、
しかし、
・角膜炎(かくまくえん) 目の痛み、場合により失明。
・白内障 視野がぼやける。
・黄斑変性(おうはんへんせい) 視界がゆがんだり目が見えなくなったりする。
これらの病態を起こすのを防ぐために、
紫外線をカットするサングラス
色が濃いレンズが紫外線をカットできると思われている方はいらっ
色と紫外線カットの性能は関係がありません。
紫外線カットのサングラスには、「紫外線透過率」あるいは「
紫外線透過率
紫外線をどの程度通すかが数値で示されています。
紫外線カット率
紫外線透過率の反対で、
例えば、「紫外線透過率1.0%以下」と「紫外線カット率99%
しばらくサングラスをかけてみて
色の濃さなどは、車の運転に支障をきたしたりするので、
色の濃いサングラスをかけるときは、必ず「紫外線カット」 のレンズを
目は、暗いところでは瞳孔(どうこう。目の中心にある、
色の濃いレンズで紫外線カットされてなければサングラスをかけな
ファッション目的や顔面の火傷や外傷などがありそれを隠す目的や、感覚トリックを利用して、緊張型頭痛や眼瞼痙攣(がんけんけいれん)を軽快させる目的で、紫外線カットの低い、色の濃いメガネをかけているときは、長い時間、紫外線のもとで作業をしないように心がけてください。
体は日光などから紫外線を浴びることによってビタミンDを活性化させる働きがあり、免疫力の向上や骨粗鬆症の予防や治療に役立つといわれております。
しかし、
片頭痛の発作予防や目の保護のためにも、サングラスを役立ててください。
【参考文献】Noseda R et al. Migraine photophobia originating in cone-driven retinal pathways. Brain 2016;139:1971-86.