みなさん、こんにちは。
頭痛外来頭痛外来に力を注いでいる広島のいのうえ内科脳神経クリニックいのうえ内科脳神経クリニックの院長です。
ゴールデンウィークの今日は雨の日ですが、皆さんが雨の中でも元気で過ごしていることを願っています。
今日は雨の中で雨粒が窓を打つ中で、このよく見過ごされがちなことに言及することにしました。
もくじ
ストレス軽減
ストレスは片頭痛の一般的なトリガーですが、イライラを避けるだけでなく、穏やかな心の状態を育むことが重要です。
ストレスのある状況にどのように対処するかを見直し、それらが頭痛のトリガーにエスカレートするのを防ぎます。
マインドフルネスや深い呼吸法の練習、日常のルーティンに喜びとリラックスをもたらす活動を見つけることが重要です。
つまり
ストレス軽減のためには、自己ケアの習慣を取り入れることが重要です。
ストレッチやヨガ、またはリラックスする音楽を聴くなど、日々の生活に穏やかな瞬間を取り入れることで、ストレスへの対処力を高めることができます。
質の高い睡眠
睡眠の重要性はよく知られていますが、量だけでなく質も重要です。
毎晩平均的な睡眠時間を確保し、睡眠環境が休息に適していることを確認してください。
睡眠時間が少なすぎることも多すぎることも避けることが、片頭痛の管理に重要です。
質の高い睡眠を確保するためには、睡眠の前にリラックスする習慣を身につけることも大切です。
入浴や読書などのリラックスできるアクティビティを取り入れ、睡眠前のストレスを軽減することができます。
姿勢の重要性
多くの人が片頭痛の頻度と重症度に姿勢の影響を見落としています。
特に首や肩の姿勢を維持することが緊張性の頭痛を大幅に軽減できます。以下の２つの姿勢のポイントを覚えてください：
顎を突き出さない
顎を前に突き出すことは首の筋肉を緊張させる可能性があります。
このような姿勢は悪い姿勢であり、頭痛のトリガーになります。
代わりに、意識的に顎を引いて、頭を脊柱に沿って整えます。
ここは百聞は一見にしかず。
Googleで顎を引く姿勢で検索してみてください。
胸を張った姿勢を取る
胸郭を広げ、背骨を直立させることを意味します。
具体的には、以下のようなポイントがあります：
胸を開く
肩を後ろに引き、胸を前に持っていきます。これにより、胸郭が開かれ、呼吸が深くなります。
胸を開くことで、胸郭の中の肺が広がり、酸素をより効率的に取り入れることができます。
背骨を伸ばす
背中をまっすぐに伸ばし、背骨を垂直に保ちます。
頭を脊椎の延長線上に位置させることも重要です。背骨を伸ばすことで、体の重心が安定し、姿勢が改善されます。
肩を下げる
肩を上げるのではなく、下げてリラックスさせます。肩が緊張して上がっていると、首や背中に負担がかかります。
肩を下げることで、緊張を緩和し、姿勢が安定します。
腹筋を引き締める
腹部を軽く引き締めることで、体の中心を支えます。腹筋を使うことで、背骨が安定し、姿勢がより強化されます。
胸を張った姿勢を保つことで、体のバランスが整い、肩こりや首こりを軽減するだけでなく、自信を持って姿勢を保つことができます。
この姿勢は、日常生活のさまざまな活動において重要であり、長時間の座位や立位でも姿勢を保つことができるようになります。
その姿勢が少し不自然に感じられても、日常生活で顎を引き、胸を張った姿勢を意識することで、理想的な自然体の姿勢に近づけ、肩こりや首こりが軽減されるでしょう。
これらの戦略を日常生活に取り入れることで、片頭痛の頻度と重症度の顕著な低下が見られるでしょう。
一貫性が重要です。
ストレスを軽減し、質の高い睡眠を優先し、適切な姿勢を保つための積極的なステップを取ることで、片頭痛をよりよく管理し、全体的な健康を改善することができます。
