もくじ
半夏白朮天麻湯とは?
〜めまい・ふらつき・胃腸の弱さに効く漢方〜
こんにちは。
いのうえ内科脳神経クリニックです。
今回は、めまいやふらつきでお困りの方に処方されることのある
「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」について解説します。
■ 半夏白朮天麻湯はどんな薬?
この漢方薬は、主に
- ふわふわするめまい
- 立ちくらみ
- 頭が重い感じ
- 胃腸が弱い・食欲がない
といった症状に使われます。
特に、
👉 体力があまり強くない方で、胃腸が弱く、水分代謝が悪いタイプ
に合いやすいのが特徴です。
■ なぜめまいに効くの?
東洋医学では、めまいの原因の一つとして
「水のめぐりの悪さ(痰湿)」が考えられています。
半夏白朮天麻湯は
- 胃腸の働きを整える
- 体の余分な水分をさばく
- 頭のふらつきを改善する
ことで、症状を和らげます。
👉「なんとなくフワフワするめまい」に非常に相性のよい薬です。
■ 飲み方のポイント(とても大事です)
漢方薬は飲み方で効果が変わることがあります。
▶ おすすめは「お湯で溶かして飲む」
- 1回分をコップに入れる
- 約100〜150mLのお湯で溶かす
- 温かいうちに飲む
👉 体を温めながら吸収されるため、効果が出やすくなります
■ こんな方におすすめ
- めまいが長く続いている
- 検査では異常がないと言われた
- 胃腸が弱い
- 疲れやすい
- 天気が悪い日に調子が悪い
👉 このような方は、漢方が合う可能性があります。
■ 注意点
- 効果が出るまでに数日〜数週間かかることがあります
- 症状に合っていないと効きません
- 強い回転性めまい(ぐるぐる回るタイプ)は別の病気の可能性もあります
👉 気になる症状がある場合は、自己判断せずご相談ください。
■ 最後に
めまいはとてもつらい症状ですが、
原因や体質に合わせて治療することで改善するケースが多くあります。
当院では
👉 西洋医学と漢方を組み合わせて
👉 一人ひとりに合った治療
を大切にしています。
気になる症状があれば、いつでもご相談ください。
いのうえ内科脳神経クリニック
脳神経内科医 井上健

