昨日は終戦記念日でした。
8月は戦争と平和について考える月。
久しぶりにブログを書きます。
毎日の多忙さにかまけてブログを書いていませんでした。
人生において、一番大切なのは時間です。
ブログを書いていませんでした。
優先順位が間違っていない?
という声が聴こえます。
間違っていません。
瞑想したり、マインドフルネスをする時間は
睡眠に次ぐ大切な時間です。
最近は、瞑想の時間すらない生活になってました。
「医療を通じて、みんなの幸せを」がクリックのモットーです。
私自身が大切な時間を犠牲にしていたのでは幸せになれません。
本日は
もくじ
ジストニアの治療について
いきなり、カタカナ病名です。
自分の意志に反して体が勝手に動いたり筋肉が緊張する病気。
睡眠時や精神疾患による不随意運動とは異なります。
ジストニアの治療法
薬物療法
抗コリン薬(アンチコリン薬)などの筋肉の収縮を緩和する薬物が一般的に使用。
ベンズトロピンやトリヘキシフェニジルなどが使われます。
ボツリヌス毒素注射
ボツリヌス毒素は筋肉の収縮を抑制する作用があり、ジストニアの一部の種類に効果があります。たとえば、眼瞼けいれんや頸部ジストニア(痙性斜頚けいせいしゃけい)に対して使用されます。
海外では片頭痛患者さんに保険適応されております。
実は片頭痛患者さんもジストニアと同じように勝手に頭部の筋肉が緊張していることが多いのです。
ですので後に書いた、感覚トリックを使用した治療も有効なんです。
当院では、ボツリヌス毒素治療を現在行っている患者さんが多いため、新患患者さんのボツリヌス毒素治療は行っていません。
脳深部刺激療法(DBS)
一部のジストニア患者さんに対して、脳深部刺激療法が検討されることがあります。
これは手術的なアプローチで、電極を脳に埋め込み、電気刺激を用いて症状を軽減する方法です。
理学療法およびリハビリテーション
ジストニアの症状を軽減するために、理学療法やリハビリテーションが有用なことがあります。筋肉の制御や姿勢の改善に寄与します。
感覚トリックを使用した治療
以前、ブログで紹介しております。
ジストニアの治療はある種のめまいの治療(持続性知覚性姿勢誘発めまい)とも共通点があります。
症状を起こさないように、症状が起きる動作を積極的に症状が起きない状態で最大限のレベルまで行うことです。
書痙(しょけい 手指のジストニア)は、書く練習です。
*この考えは私のオリジナルと自負しております。いままでプロのピアニスト・ギタリストを治癒した経験もあります。
脳の誤作動の続編
はじめで読まれるかたは以下の記事もご参考に!
3 脳の誤作動に注意(続編2)ネックレスやパソコンのモニター