本日は頭痛で悩んでる方に禁煙をおすすめします

禁煙すると、いいことが沢山あります。

癌(がん)のリスクがタバコだということは、我々みんな知ってます。

でも、「タバコを吸うとリラックスできるから精神的にはいいのではないでしょうか?」と質問されることがあります。確かにタバコを吸うときは、リラックスできるのですが、問題はタバコを吸っていないときです。タバコを吸うと脳の中で神経伝達物質のドーパミンやセロトニンという物質が分泌されます。しかし、一日の平均ではこれらの物質の分泌量は少なくなるといわれております。セロトニンやドーパミンは欠乏するとストレスや抑うつや片頭痛の原因になったりします。また、ドーパミンは運動機能を調整しますので欠乏すると筋肉が固くなり、肩凝り緊張型頭痛の原因になります。

→禁煙すると多くの頭痛は軽減するといわれております。

禁煙意向チェックシート

タバコを吸っている方の禁煙意向チェックシートというのがあります。

1.タバコを一生吸い続けたいとは思わない

2.タバコは家族の健康に悪いと思う

3.病気になる前に禁煙したいと思う

4.タバコは健康に悪いと思う

5.タバコを吸うメリットはないと思う

6.吸う本数を減らしたいと思う

7.禁煙に挑戦したことがある

8.半年以内に禁煙治療を受けたい

9.本当はタバコをやめたいと思う

上記に、ひとつでも当てはまる方は禁煙治療がすすめられます。

その他にも、目覚めがさわやかになる、肌の調子がよくなるなど、禁煙のメリットはたくさんあります。

ドーパミンを理解するために

ドーパミンという神経伝達物質は中脳(ちゅうのう)黒質というところで、作られます。大脳と脊髄をつなぐ脳幹の一部が中脳です。そこで作られてドーパミンは基底核(きていかく)という大脳のど真ん中に扇型に広がる部分などに投射されます。ドーパミンの受容体(じゅようたい)といってドーパミンが機能するための受け皿が、五種類ほどあります。D1からD5受容体といいます。D1受容体とD2受容体がくわしく研究されており、機能も明らかになっております。D1受容体は精神に関係し、D2受容体は運動に関係します。D1受容体の過剰刺激により、統合失調症の症状である幻覚、妄想などが出現し、D2受容体の刺激の不全により、パーキンソン症候群、むずむず足症候群などの運動機能障害をきたすようです。タバコはこれらの受容体を介した機能調節に関与しているといわれております。

セロトニンを理解するために

片頭痛の原因として血管説が以前はよくいわれてました(厳密にはこれは間違い*ですがセロトニンの働きが理解できます)。

1.ストレスなどのにより、血液にある血小板からセロトニンが放出

セロトニンはストレスホルモンの一種で、感情やストレスを感じるときに放出されます。

2.血液中に増えたセロトニンは、交感神経刺激作用により血管を収縮させる作用があり、脳の血管が収縮

3.血管内でできたセロトニンは、脳内で枯渇してしまい血管が反動で拡張

4.血管周囲の神経を刺激して痛みが出現

*片頭痛の場合、頭痛発症時は脳血管は収縮しているというデータがあります。

専門的な話はここまでで、タバコを辞めると頭痛もよくなるわけですが

せきや、息切れ、肺や心臓の病気、がんのリスクが下がり、寿命がのびます。

そして、ご家族のご健康にもよい影響があります。

その他にも、

目覚めがさわやかになる、肌の調子がよくなるなど、禁煙のメリットはたくさんあります。

お金は

一年で約16万円

五年で約80万円

十年で約160万円

貯金できます!!

*一日一箱430円のタバコを吸うのをやめた場合