忘年会の季節です。
当院も本日が忘年会です。
皆様、この一年間本当にお疲れ様でした。
一年間を振り返り、いろんなことがあったのを思い出しております。
今宵は、お酒をたしなみ、おいしい食事を仲間とともに楽しみたいと思います。(広島は本当に美味しいお店が多いです)
私自身は、アルコールを飲んだ翌日に頭が痛くなることはあまりないのですが、頭痛が起きやすい方は五苓散(ごれいさん)という漢方薬を飲んで酒席にのぞむとよいです。
五苓散は水をさばく代表的な漢方です。人体は「気」「血」「水」で成り立っていて、水の流れが悪くなることを水毒(すいどく)といいます。この水毒を治療することを「水」をさばくといいます。
体内の水分の調整がうまくいっていないために頭痛がおこるというのが二日酔いの頭痛です。五苓散を飲んだ翌日は二日酔いになりにくいようです。

*二日酔い目的で、五苓散を飲む時は、薬局で購入してください。医療機関では、お酒を沢山のみなさいと推奨しているようで、あまりお勧めできる処方ではありません。五苓散は6時間おきに飲むと効果的です。

*古代エジプト人の二日酔い頭痛治療法(効果の有無は不明)
紀元前4世紀から紀元7世紀 エジプト・オクシリンクス古文書に「飲み過ぎによる頭痛の治療方法」が記載されております。
その方法とは「アレキサンドリアのヤチツツジの葉をつなぎ合わせ、首の周りに巻き付ける」というものだそうです。
(2015-05-06 出典 http://www.gizmodo.jp/2015/05/gw_1900.html)