前回のブログを読まれていないかたは、まず読んでからこのページに来てください。
もくじ
肩こりをなくす方法の一つです!
マイオチューニングという理学療法の方法と、髪型や衣類を変える方法について
マイオチューニング
頸部から指先までを自分の手のひらか他人に触ってもらう方法です。
MTAは、筋(myo)を調整(tuning)するアプローチで、神経生理学的現象を利用して主に筋が原因で生じる症状を改善すると言われております。
現在、MTAは筋が原因で生じる痛み,
しびれおよび筋緊張の異常、
中枢・末梢神経障害後遺症による運動障害などを
即時的に改善する治療的アプローチとして,理論と手技を構築している段階です.
人の体は触られたり触ったりすると、
その部位と関連する部位の筋肉が弛緩したり緊張します。
これは、前回のブログで紹介しました感覚トリックという現象です。
マイオチューニングとは感覚トリックを利用した理学療法ではないかと私は思います。
自分でも片手で反対側の指先から肩まで触ると肩こりが軽減されることがあります。
就寝前など自分の体を触って、マッサージしてみてください。
朝の目覚めがきっとよくなります。
髪型や衣類を変える
髪を切ると肩こりが酷くなったりヘアーバンドをしたりマフラーをすると
肩こりが酷くなったという経験はありませんか?
この現象も感覚トリックと関連していると思ってます。
人は体の部位を触るなど、刺激を与えると筋肉の緊張が緩むことがあります。
反対に、刺激により筋肉が縮むこともあるのです。
ヘアーバンドやマフラーなども人によっては逆に働くこともあるのです。
解決法は簡単であり逆に働くのであれば逆をすればよいということになります。
髪を切って肩に当たっていた髪の刺激がなくなり増悪するのであれば髪を長くする。
マフラーをすると肩こりならばマフラーを巻かないようにする。
あるいはマフラーは前頚部に刺激が強いと思われるので後頚部にハンカチなどを置いてマフラーをするなど工夫をするといいでしょう。
意外にベルトをすると姿勢が改善され、靴下の一つをとっても姿勢が変わることがあります。