・昨夜の月
初雪がふり、月には傘がかかりぼやっとしてました。
春にはこのような月を朧月(おぼろつき)といい季語にもなってます。冬にこのような月はどう表現するのでしょうか?
調べたところ幽月(ゆづき)という表現があるようです。しかしこれは季語にもなってません。秋冬は夜空が透き通ってますので寒月(かんげつ)や白月(はくげつ)氷輪(ひょうりん)などの言葉が季語になっているようです。昨日の空は雪が降るための空でしたが、私が好きな夜空は冬です。オリオン座がわかりやすくて好きです。オリオン座が見えて明るい月と金星・火星あたりと見ると満足してしまいます。

・スーパームーン 12月3日(日)がスーパームーンでした。澄んだ空にまぶしい綺麗な大きなお月様を見ました。その後天気が崩れ昨日のように傘がかかる月になってます。 「スーパームーン」という用語はどうやら天文学ではないみたいです。占星術の用語で占星術師のRichard Nolleが1979年に命名されたそうです。だから子供のころに聞いたことないわけです。

満月あるいは新月が、地球へ最接近した時の最大に見える月のことです。つまり月は地球の周りをまわってますが楕円軌道に由来します。月の公転軌道は近い時が35万kmで遠い時は40万kmとのことです。月の公転軌道一回(ほぼ一カ月)ごとに35万kmに近づくというわけですが、それが一回ごとに距離が変わるようです。何故か、サインカーブにも似ているようです。太陽-地球-月系において、月が地球に対する近点(近地点)にあると同時に、太陽と地球に対し月が衝(望)とならなくてはなりませんので複雑になるみたいです。

この写真は2015年の中秋の名月です。一眼レフカメラで撮影しました。