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インフルエンザ脳症の患者さんが増えてます。55例、死亡は3名です。
インフルエンザの流行が過去最多と中国新聞の一面に掲載されてました。
どうやら、それに伴いインフルエンザ脳症の患者さんも増えています。
2018年1月8日から14日までの1週間(第2週)だけで17例の報告がありました。
国立感染症研究所の感染症週報によると、今シーズンは55人の患者さんがインフルエンザ脳症になったということです。
新たに10歳代の子供さんの死亡例も報告されました。
このペースでいくと過去9年間のワースト3の昨年の117人を上回るかも知れないです。
55人の年齢分布を見ると、1歳が12名と多く、10歳代が9名、7歳が6名と続きました。
10歳未満が37名(約7割)と大半を占めていました。
報告時には死亡例も出ており、2018年第1週までに1歳児と30歳代の患者さんが死亡されておりました。
そして第2週には10歳代の死亡例も報告されました。
ウイルスの検出結果は、A型が39名と多く、B型が9名でした。その他の7例は不明とのことです。
日本中での死亡例ですので、インフルエンザで死亡に至る可能性はかなり低いといえます。
しかし、健康な人を死に至らしめる感染症です。
あなどることなく、感染の予防につとめ、罹患したと思えばすぐに最寄りの医療機関に受診されるようにしましょう。
最近のデータではイルフルエンザは、空気感染する可能性もあります。
空気感染は通常のマスクでは、十分に防げません。人ごみをできるだけ避けて、うがいと手洗いをすること、睡眠を十分とり規則正しい生活を心がけましょう。