いのうえ内科脳神経クリニックの井上です。

花粉症の患者さんから
「スギ花粉が終わったはずなのに症状が続きます」
「4月になっても鼻水や目のかゆみが治りません」
といったご相談を受けることがあります。

このような場合に考えられる原因の一つが
👉 ひのき花粉 です。

スギ花粉のシーズンが終わっても、ひのき花粉が続けて飛散するため、花粉症の症状が長引くことがあります。また、スギとひのきは性質が似ており、両方に反応する方も少なくありません。

今回は
「ひのき花粉の影響とは ― スギ花粉のあとも症状が続く理由 ―」
というテーマで、花粉症が長引く仕組みや注意点について、分かりやすく解説してみたいと思います。

症状がなかなか改善しない方の参考になれば幸いです。

もくじ

🌲 ひのき花粉の影響とは

― スギ花粉のあとも症状が続く理由 ―

いのうえ内科脳神経クリニック
脳神経内科医 井上健


はじめに

花粉症の患者さんからよくこのような相談を受けます。

「スギ花粉が終わったはずなのに、まだ症状が続きます」
「4月になっても鼻水や目のかゆみが治りません」

その原因の一つが

👉 ひのき花粉

です。


🌲 スギ花粉とひのき花粉の違い

日本では主に

  • スギ花粉(2月〜3月)

  • ひのき花粉(3月〜4月)

が花粉症の原因になります。

つまり

👉 花粉症のシーズンは実は2段階ある

のです。


なぜ症状が長引くのか

スギ花粉がピークを過ぎても

👉 すぐに症状が改善しない理由は2つあります


① ひのき花粉が飛び始める

スギの後に

👉 ひのき花粉が増加

します。

そのため

👉 症状が継続する


② スギとひのきの交差反応

スギ花粉に反応する方の多くは

👉 ひのき花粉にも反応

します。

これを

👉 交差反応

と呼びます。


🤧 症状の特徴

ひのき花粉でも

  • 鼻水

  • 鼻づまり

  • くしゃみ

  • 目のかゆみ

が見られます。

さらに

👉 のどの違和感や咳

を訴える方も多い印象です。


🧠 頭痛との関係

花粉症の患者さんでは

👉 頭痛を伴うことがあります

理由として

  • 鼻づまりによる副鼻腔圧

  • 睡眠の質低下

  • 自律神経の乱れ

などが考えられます。

特に

👉 片頭痛体質の方では悪化しやすい

ことがあります。


📅 2026年の特徴

2026年は

👉 スギ花粉がやや多い傾向

と考えられており

👉 ひのき花粉も影響を受ける可能性

があります。

そのため

👉 4月以降も症状が続く方が増える可能性

があります。


💊 対策

ひのき花粉の時期も

👉 治療を継続することが重要です

  • 抗ヒスタミン薬

  • 点鼻薬

  • 点眼薬

を適切に使用します。


⏰ 受診の目安

以下の方は受診をおすすめします

  • 3月以降も症状が続く

  • 市販薬で改善しない

  • 頭痛や倦怠感がある


🏥 まとめ

ひのき花粉は

👉 スギ花粉のあとに飛散するため
👉 花粉症が長引く原因となります

症状が続く場合は

👉 ひのき花粉の影響も考える必要があります


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