人は自分の状態をいい方に解釈する。

その反対が心気症。

いい方に解釈するのは前向きなところはよいと思います。

しかし過信はいけません。

われわれの体は弱いのです。

客観的にならないといけません。

定期的に健康診断をしたり、規則正しい生活を実行するのです。

病気の症状がでれば、すぐに病院に行きましょう。

たかが頭痛、されど頭痛。

急な顔面の麻痺、腕の力が落ちる、呂律が回らなくなる、があればすぐに119番をダイヤルする勇気を持ちましょう。

ただ、これって本人は迷うことが多いです。

ご家族のかた、ご友人、同僚さん、よろしくお願いします。

先ほどの症状は

FAST(ファスト)という救急車を呼ぶ症状。

Fは顔面のFace のF

Aは腕のArmのA

Sは会話のSpeachのS

Tは時間のTimeのT

顔面麻痺や腕の脱力や呂律困難があれば

症状がでた時間を把握して、救急車をよびましょう。

発症後4時間以内に治療がはじまれば劇的によくなる脳卒中も少なくありません。

本人が、救急車はいいよ、大げさだよ、というかも知れませんが、周りにいるあなたは救急コールしてあげてください。

これが愛情というものです。

わたしの身の回り

食道癌でなくなられたあるドクター

ご飯を食べると、食道がつかえる。

医療をよく知るドクターは、ストレスで喉がつかえることを知ってます。

通常は、ストレスの場合は、食事中やお水を飲んでいる時はきにならないのです。

でも、わが身に来たら、例外にストレスできているんだろうと。

症状が進行して、見かねたナースが無理やり検査をすすめ、内視鏡で食道癌がわかりました。

残念ながら手遅れで、お亡くなりになりました。

胃癌で死んだ父

私の父も胃癌で亡くなりました。

開業以来、毎年カメラの検査をして異常なし。

その後、母がくも膜下出血でなくなりました。

それを機会にカメラの検査を忙しさを理由に受けてませんでした。

自分の健康に自信あったことなどが裏目にでました。

私がお勧めの規則正しい生活習慣

当たり前ですが、規則正しい生活をしたら病気なならないか?

そんなことは残念ながらありえません。

不規則な生活習慣、

喫煙、毎日アルコール、

でも、健康な人は多くはありませんがいらっしゃいます。

そのような方は、遺伝的な要因が強いのです。

自分もそうだろうとタカをくくっていてはいけないです。

規則正しい生活習慣は病気になるリスクを減らしたり、病気の症状を改善したりします。

逆に、生活習慣に悪いとこがあるから病気になるのでは、なんでもないのに風邪で頭痛は、脳腫瘍があるんじゃないか?

なんでもともかく不安になられる方がいらっしゃいます。行き過ぎると不安神経症です。

ポジティブな姿勢が必要になる病気です。

心気症はどうやったら治るか?

心気症は、体になにか異変が来ているんじゃないか?癌などり罹患してるのではないか?

このような気持ちが6カ月以上続く精神疾患です。

テレビの健康番組をみたり、ネット検索をして実際には起こってない病気を我が身にあるように思い込んでしまいます。

私のところに受診された患者さんには、まずネット検索をやめるように指導します。

グーグルで自分の症状を入れてみたことありますか?

頭痛!

でてくるのは危険な頭痛とは?

脳腫瘍やくも膜下出血!

めまい!

めまいには恐ろしい病気が隠されている!

心気症でないかたには、客観的にみれたり、自分の健康を過信される方が多いので役立つ情報は満載です。

しかし、心気症のかたには不安をあおってしまうかもしれません。

私はいつもいいます。私が医療のプロなのでネット検索をやめて私に相談してくださいと

ネットでは、悪いことを書く傾向があります。

〇〇を飲んで、悪くなることを書きます。

よくなるのは当たり前だから、よくなった人は書きません。

それと、もうひとつ!

某精神科医に教えていただいた秘伝。

心気症の患者さんは暗示に弱いので、暗示を利用する。

つまり、私〇〇じゃないですか?

と質問されたときに、

論理的で、かつわかりやすく〇〇でないことを自信をもって説明することです。

そのために、必要な検査をきちんと行ったりします。

最近は医療訴訟もあり、可能性があれば患者さんにいろいろな病気の説明をする傾向があります。

でも、患者さんによってはこの説明は不適切かもしれません。

心気症の患者さんは、可能性のある疾患すべて罹患してしまったようになってしまいます

心臓神経症

心気症のひとつです。

心臓ななんともないのに、胸が痛くなります。

患者さんには、わかりやすく心臓に異常がないことを説明します。

患者さんが、私は頭の医者だからわからないと思ったらまず心臓神経症はなおりません。