いのうえ内科脳神経クリニックの井上です。
片頭痛は多くの方が経験する頭痛の一つで、日本ではおよそ10人に1人が悩んでいるとも言われています。ズキズキする痛みや吐き気、光や音がつらくなるなど、日常生活に大きな影響を与えることも少なくありません。
片頭痛は体質による部分もありますが、実は日常生活の習慣が発作の引き金になっていることもあります。睡眠や食事、ストレス、生活リズムなど、普段の生活の中に頭痛を悪化させてしまう要因が隠れていることがあります。
そこで今回は、
「片頭痛の人がやってはいけない10の習慣 ― 頭痛を悪化させる生活習慣とは ―」
というテーマで、片頭痛の患者さんが日常生活で注意したいポイントについて整理してみたいと思います。
生活習慣を少し見直すことで、頭痛の回数や強さが改善することもあります。片頭痛で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
もくじ
片頭痛の人がやってはいけない10の習慣
― 頭痛を悪化させる生活習慣とは ―
いのうえ内科脳神経クリニック
脳神経内科医 井上健
はじめに
片頭痛は日本で非常に多い病気で、成人のおよそ 8〜10% が経験すると言われています。
片頭痛は
-
ズキズキする痛み
-
吐き気
-
光や音がつらい
といった症状を伴うことが多く、日常生活に大きな影響を与えることがあります。
片頭痛の発作には 体質だけでなく生活習慣も深く関係しています。
実際、日常生活のちょっとした習慣が頭痛を引き起こしていることも少なくありません。
今回は、片頭痛の患者さんができるだけ避けた方がよい生活習慣についてまとめてみたいと思います。
片頭痛の人がやってはいけない10の習慣
1 睡眠不足
睡眠不足は片頭痛の大きな誘因になります。
特に
-
夜更かし
-
不規則な生活
は頭痛を起こしやすくします。
規則正しい睡眠がとても大切です。
2 寝すぎ
意外ですが
寝すぎも片頭痛の原因
になります。
休日に長く寝すぎると
「週末頭痛」が起こることがあります。
3 食事を抜く
空腹も片頭痛の誘因です。
朝食を抜くと頭痛が起こりやすくなる人もいます。
食事はできるだけ規則的にとることが大切です。
4 水分不足
脱水は頭痛を悪化させます。
特に
-
暑い日
-
運動後
は水分補給を心がけましょう。
5 強いストレス
ストレスは片頭痛の大きな要因です。
また
ストレスが解放されたとき
にも頭痛が起こることがあります。
6 長時間のスマートフォン・パソコン
長時間の画面作業は
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目の疲れ
-
首の緊張
を引き起こし、頭痛の原因になることがあります。
適度な休憩が大切です。
7 強い光
片頭痛の人は光に敏感です。
-
強い日差し
-
蛍光灯
-
画面の光
などが頭痛の誘因になることがあります。
8 特定の食品
人によっては
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赤ワイン
-
チョコレート
-
チーズ
などが誘因になることがあります。
すべての人に当てはまるわけではありませんが、頭痛日記をつけると誘因が見つかることがあります。
9 カフェインの取りすぎ
少量のカフェインは頭痛を和らげることがありますが、
取りすぎは逆に頭痛の原因
になります。
コーヒーの飲みすぎには注意が必要です。
10 鎮痛薬の使いすぎ
鎮痛薬を頻繁に使うと
という状態になることがあります。
月に何度も薬を使う場合は、医師に相談することが大切です。
生活習慣を整えることが大切
片頭痛は
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睡眠
-
食事
-
ストレス
-
生活リズム
と深く関係しています。
生活習慣を整えることで、発作の回数を減らすことができる場合もあります。
最後に
片頭痛はつらい病気ですが、適切な治療や生活習慣の見直しによって改善することがあります。
頭痛が頻繁に起こる場合は、我慢せず医療機関に相談することをおすすめします。
気になる症状がある方は、当院でもお気軽にご相談ください。



