インフルエンザの供給があと数十人分のみになりました。

再診患者さんのみの予約としてましたが、当院の再診患者さんでの希望者もほとんどいなくなり、本日より新患・再診の区別なくだれでも注射できるようにします。

今年はもう追加供給の予定はありません。備えあれば憂いなしですが、今年は当院も十分仕入れることができませんでした。

今、インフルエンザ予防接種ができるところはほとんどなくなったと聞いております。

何故このようなことになったかですが、ワクチンの生産量が少なかったからです。

12月中旬以降に追加生産される話もありますが不明です。

インフルエンザワクチンは毎年流行る四つのインフルエンザの型を予測して作製されます。

中でも昨年流行したA型インフルエンザのH3というワクチン株は、今年も流行するだろうと考えられており各製薬企業はH3株に対するワクチンを計画してました。

ところがH3株は発育鶏卵(卵を使ってワクチンを増やします)を使用してワクチンを増殖させれるときに抗原(これがワクチンの目印・標的になります)が変化しまくるという特徴があります。

ですから、通常の方法では抗原が変化したものに対するワクチン精製となり効果の得られないワクチンができてしまいます。

そこで、埼玉株というウイルスは抗原変化がおこりにくいことを見つけて、これを厚生労働省の指示のもとにワクチン作成を計画。

しかし、この株からできるワクチンの製造効率は非常に悪いことが判明。急遽、従来の方法に切り替えたとのことです。

そんなわけで今年のワクチン供給量は少なくなりました。