・昨日はテレビで金スマを見てました。
105才で亡くなられた医師の日野原重明先生の話題でした。
ノーベル賞受賞者の山中伸弥教授も出演。
日野原重明先生からの言葉で、山中教授が感銘を受けた三つの言葉です。
・迷った時は、遠くを見つめる
人生苦しいことあり、山あり谷あり、辛いとき判断を失ったときは、冷静に遠くを見ること。それにより明日が開けるという意味です。
剣道に「遠山の目付」というのがあります。遠くの山を見るようにして戦う眼の視点です。この目付を行うことができれば、強い迫力のある剣道ができるといわれております。
同じように、遠くをみること、地球上では山や空を見つめる。宇宙では地球を見つめる。そのような気分でいると現在の困難、迷いが小さなものになり大局観がつくということだと解釈しました。
・人生を人々に捧げる
よど号ハイジャック事件の人質になった日野原先生はその時に自分は死を覚悟したとのこと。その事件以来、第二の人生が始り、世の中の人のために生きようと。その心意気が日本にホスピス(緩和医療)をもたらすことになりました。
・人生最期の言葉は前に進んでいこう
常に未来を見るという姿勢。英語で「キープオンゴーイング」です。クラークさんは「ボーイズビーアンビシャス」という言葉を残し北海道を去っていきましたが、日野原先生は、感謝に満ちた気持ちで、「キープオンゴーイング」です。
人生どんなにつらくても、明日がある。前に向いて進もうです。