もくじ
🧠 スマホを“味方”に!
認知症予防に役立つスマホ活用法
こんにちは。
いのうえ内科脳神経クリニック院長、脳神経内科専門医の井上です。
「スマホって、脳に悪いんじゃないの?」
そう思われる方も多いかもしれません。
確かに、使い方を間違えると“スマホ認知症”とも言われるような注意力や記憶力の低下につながることもあります。
でも、逆に言えば、スマホは使い方次第で「脳の健康を守る味方」になるのです。
今回は、スマホを上手に活用して認知症を予防する方法について、わかりやすくご紹介します。
📱 スマホを使った認知症予防5つのポイント
① 脳トレアプリで脳を活性化
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記憶力・注意力・言語力を鍛えるアプリ(例:Lumosity、Peak、脳にいいアプリなど)
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1日5〜10分でもOK!継続が大切です
② 写真や日記で記憶を記録・振り返り
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日々の出来事を写真と一緒にメモ
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写真を見返すことで記憶の想起力が鍛えられます
③ カレンダー・リマインダーで生活を整理
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飲み薬や予定を忘れないようにアラーム設定
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規則正しい生活が脳の働きを支えます
④ 家族や友人とLINE・通話で交流を
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会話は脳への最高の刺激です
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「声を出す」「人と関わる」ことで前頭葉の働きが活発に
⑤ 趣味や学習動画で知的好奇心を
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新しい知識・興味を取り入れることが予防につながります
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オンライン講座やドキュメンタリーなどもおすすめです
⚠️ スマホの使いすぎには注意!
良い面ばかりのスマホですが、以下のような使い方には注意が必要です。
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🌙 寝る前の使用 → 睡眠の質を下げる
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📱 長時間の視聴・操作 → 脳疲労・集中力の低下
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🛋 運動不足の原因に → 身体活動の低下は認知症のリスク
⏰対策:
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寝る1時間前にはスマホを手放す
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タイマーで使用時間を管理(例:1日2時間まで)
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外出・会話・散歩も大切に
🩺 院長よりメッセージ
スマホは、正しく使えば「脳の健康を守る道具」になります。
便利さに頼りすぎず、ほどよく・楽しく・バランスよく”活用することが、
認知症予防の第一歩です。
スマホと上手に付き合って、元気な脳を一緒に保っていきましょう!