広島で脳神経疾患を主体として診療しております開業医の井上です。
もくじ
中国新聞社のコラム(マイベストプロ)にも書きましたが、今週の月曜日のよるに広島テレビ局さんから取材が入りました。
広島テレビ局は名前のとおり地方テレビ局ですが、毎週木曜日の夕方に病気や健康についての番組を放送しております。
わたしはこの番組にはビデオ収録で過去に何度か登場させていただきました。
今回は、平成30年5月31日木曜日に放送のための取材でした。
ストレス!についてです。
ストレスとなると私なんかよりも心療内科の先生がおはなししたほうがよいのかとも思いました。
素朴な質問をディレクターにしてみました「なぜ私なんですか?」と。。。
心療内科の先生があつかうストレスはうつ病や神経症になったときのストレスであるようで、健康なかたがイメージするストレスとはすこし異なる印象をうけたとのことでした。
あと
わたしがブログなどでストレスについて、呼吸法やマインドフルネスなどについてとりあげているのを知っているとのことでした。
当日はなんとあの脳科学者の茂木健一郎さんがスタジオに来られるそうです。
わたしも脳科学研究をかつてはしておりましたので、この番組にはたいへん興味がわいております(こちらで声がかかったのではないようです(笑))。
ストレスを解消するために大切なのは、睡眠と運動と食事だとあたりまえの話をしたように思います。
でも
「この地道な努力、つまり睡眠をきちんとり、運動を定期的にし、三度のお食事をすることはストレス解消のみでなく人が健康にいきていくには本当に大切なんだなあ。」と、あたりまえの
とを言ってよかったと思っております。
レポーターは石原麻有さんでした。
とても明るく、滑舌がよい!さすがと思いながらインタビューをしていただきました。
そのインタビューではボールを石原さんにもっていただき、ストレスについて説明させていただきました。
詳細は番組をみていただけるとと思います(放映されるかは不明ですが)。
ボールをたとえにするのはディレクターの蓮池さんのアイデアでした。
(蓮池さんのアイデアや目の付け所は感心しております。)
ストレッサーにより、脳のなかのセロトニンという伝達物質がへるから、頭痛やめまいや睡眠障害などがおこるんだという私の説明。
ボールが脳のなかのセロトニンです。
ストレッサーによりそれがつぶされます。
でも
睡眠・運動・食事によりまたもとにもどります。
しかし
睡眠・運動・食事がうまくとれてなかったり、ストレッサーの攻撃が強くなるとストレス症状が出現することになるのです。
ボールはへちゃげてしまう状態です。
笑い声が絶えない取材もおわり、取材スタッフみんなで記念撮影をしました。
おつかれさまでした。