いのうえ内科脳神経クリニックの井上です。
小満の候、みなさんいかがおすごしでしょうか?


コロナ新規感染患者さんの数が減ってきており少しほっとしております。

しかし

第二波の恐れもありまだまだ油断できません。

会社でもテレワークはまだ続き、学校も自宅学習が続くこのごろ。

不安感も数か月続くと、ストレスが蓄積してきますね。

ストレスが溜まらないようにするには

・睡眠・運動・人との良好なコミュニケーション

この三つが大切!

さらに

・食事・休息なども同様に大切!

医療機関で働くわれわれにもストレスもあります。

そのストレスがケアレスミスにつながりインシデントに

そして

大事故

プロであるわれわれにそのようなことは許されません。

そのような意味もあり

わたしは毎日のように当院のスタッフには上記五点を言い続けております。

もくじ

当院休診の連絡

6月8日(月)

誠に勝手ながら当院都合により休診。

患者さんにはご迷惑をおかけします。何卒よろしくお願いします。

当院からの情報発信

・令和2年5月11日広島テレビ ジストニアについてコメント

左手のピアニストの紹介

ジストニアが手の病気ではなく脳の病気であることをコメント

・令和2年6月初旬頃(予定) 広島テレビ AI問診コロナ対策についてコメント

松岡絵梨子アナウンサーにインタビューしていただきました。

 

インフルエンザ・風邪患者さん対策としてAI診療を考えておりました

今回コロナウイルス感染症に関連して当院でAI問診を導入

おもな理由はふたつ

1 患者さんと直接接することなく問診ができる。

幸い当院は脳神経を主体に診療することもあり、頭痛で発熱患者さんは来院されても

風邪で発熱の患者さんは少なかったです。

コロナ疑いの患者さんはひとりも来院されておりませんでした。

でも風邪疑いの患者さんも

100%近くコロナ感染でないことを確認するために

このAI問診を院外から受けていただいておりました。

その後オンライン診療あるいは来院です。

来院は、コロナ感染の可能性が100%近く否定された患者さんにかぎりです。

・現在、コロナ感染対策として感染症診療にかぎり、オンライン診療でも、漢方薬や抗生剤を処方できます。

2 今回のコロナ感染症でも学びました。風邪症状の患者さんへの問診はおろそか。

中国からコロナ感染症は始まりました。

しかし

この感染症

・消化器症状・味覚嗅覚症状・中枢神経症状・血管の塞栓による症状(足の血管が急に血栓でつまるなど)

これらは中国からの報告は皆無にひとしく、完全に見落とされてました。

なぜか

コロナ感染初期症状を風邪症状というひとことでかたずけていたから

風邪症状も咽頭痛・発熱・鼻汁・咳・喀痰・倦怠感・嗅覚障害・頭痛・嘔気・嘔吐・軟便・下痢・筋肉痛・関節症とまちまち。

患者さんに上記を一つづ「いつから喉が痛くなったのですか?」「その後から咳がでたのですか?」・・・・・

永遠に続くし、患者さんとの問診時間はながくなり。

かぜごときでこんな質問するな!と怒られそうです。

AI問診はこのような点に対応できるのではと考えてます。

コロナが心配という患者さんの受診の例

1 クリニックに電話(082-233-0747) 電話で受付スタッフからの問診(5分から10分)

2 ネット上でAI問診

3 クリニクスのサイトから受診予約

1-3をすべて行っても結構ですし、一つだけでもよいです(2のみは連絡が当院からできませんので無理です)。

心配だったらまず電話をされるのがよいでしょう。

新しい時代の幕開け

コロナ感染症対策によって世の中は変わろうとしています。

当院でもオンライン診療・AI診療といったIT機械を積極的に導入しております。

ただしAIは当院スタッフの変わりになるものではございません。

わたしはAI頭脳がヒトに勝ることないと考えてます。

ただしもしヒトがAI頭脳と競争すれば、AI頭脳がヒトに勝ることも考えられます。

ヒトはAI頭脳を操り続けること。

AI頭脳があれば積極的に使う。

そしてAI頭脳を操ること。

AI頭脳に負けずに、ヒトの力で対応するのは時代遅れになるかもしれません。

AI頭脳を操り続け、今後も患者さんにベストを尽くしていきたく思います。