薬草療法についてのお話です

ナツシロギク

ナツシロギクってご存知ですか?

片頭痛で悩まれた経験があるひとは耳にされたこともあるのではないでしょうか?

フィーバーフューという名前のサプリ!

「だったら聞いたことある!」

ナツシロギクの英語名がフィーバーフュー

ナツシロギクは名前のとおり菊のような花ですが、大きさはデイジーのように小さめ。

伝統的な薬用ハーブで、ヨーロッパなどでは古くから庭に植えられてきた植物のよう。

また装飾用にも使われてるようです。

成長すると柑橘系(かんきつけい)の香りをもつ、葉におおわれた高さ約46cmほどの小さなブッシュとなります。

このナツシロギクは広がるのがとても早く、数年で広いエリアをおおうとのこと。

薬草としてはギリシャのディオスコリデスが抗炎症剤として記したのが、文書に記載された最初のようです。

そんなナツシロギクですが、いくつかの研究で片頭痛(偏頭痛)の予防に効果あると示されているのです。

米国の国立衛生学研究所(NIH)のホームページでも紹介されております。

米国ではGelStat社がナツシロギクと生姜(しょうが)を合わせて、舌下で服用する片頭痛のお薬がサプリとして市販されております。

ある非盲検試験ではその治療法の有効性を証明する暫定的な結果がいくつか上がりました。

でも残念ながら、科学的にはまだ偽薬(プラセボ)との有意差がでてないようです。

米国や日本では医薬品としては使用されない理由です。

最近では、ナツシロギクの主要成分であるパルテノライドにセロトニンの調節作用があることがわかりました。

セロトニンを調節して頭痛を抑えるといえば、

片頭痛の頓挫薬(とんざやく)といわれるトリプタン系のお薬であり、

予防薬のアミトリプチリン(薬品名トリプタノール)であったりします。

なおフィーバーフューは英語ではFeverfewと書きます。

Feverは熱という名詞

Fewは少ないという形容詞です。

熱がないということが語源のようです。

鎮痛剤と同様の働きをすると昔のひとは考えていたのでしょう。

まとめ

片頭痛に効果あるかもしれない薬草(フィーバーフュー)について紹介しました。

エビデンス(指示された研究)がいまひとつということ

最近での研究で期待されること

フィーバーフューの語源について