禁煙外来をしておりますいのうえ内科脳神経クリニックの院長の井上です。

本日は電子タバコについてです。

先日、紙巻きたばこを20本吸っているひとが1本しか吸わなくても、脳梗塞や心筋梗塞になるリスクは半減するのみという論文を紹介しました。

同様に紙巻たばこから電子タバコにすることはよいか?

について書いてみようと思います。

 

電子タバコは勧めることができるか?

結論から先に申しますと、これはあまりおすすめできないのです。

確かに、紙巻タバコに比べてニコチンはないし、有害物質の量も平均的にはるかに少ないのですがやはり健康に害ある品物のようです。

ニコチンがない

実際は現在国内で販売されている電子タバコの40種類は量こそ少ないものの半数近くが二コチンを含んでいるようです。

アメリカ医師会雑誌に掲載されたスイスの研究者たちによると、IQOS(アイコス)の蒸気に含まれるニコチンの量は、紙巻きたばこ(ラッキーストライク)の主流煙に含まれる量の84%に相当するそうです。

IQOSでは、たばこ葉の充填されたスティックが300から350℃に加熱され、蒸し焼きとなる。

ニコチンの沸点は247℃

つまり

発生するエアロゾルはニコチンを多く含む。

ニコチンって?

血管収縮作用

血圧上昇・脈拍増加

その結果

頭痛・めまいのいのうえ内科脳神経ク、、、じゃなく

頭痛・めまい・はきけをもたらします。

ニコチン以外にも有害物質は、、

有害物質

アクロレインは対紙巻タバコ比 82%

発癌物質 ホルムアルデヒドは同74%と報告されてます。

若い人の喫煙のきっかけ

外国では、若い人が電子タバコなら害がすくないとのことで、電子タバコを吸いはじめることでその

後紙巻タバコに移っていくという事例が多く報告されているようです。

喫煙者においても

喫煙者においても、電子タバコと紙巻たばこの併用という結果になることもあるようです。

また、せっかく禁煙外来にきて成功した患者さんも、電子たばこは害がすくないという触れ込みを信じて電子タバコに手をだすこともあります。

まとめ

電子たばこは、発生するエアゾルに紙巻きたばこと同程度のニコチンを含みます。

さらに、刺激成分や発がん物質を含んでいるのです。

タールを含む紙巻きたばことは確かに一線を画しますが、実質的には「煙害がない」とはいえるしろものではないようです。