広島でクリニック開業している院長のつぶやきです。

私こと、先週は京都に学会出張しました。

新幹線で一人の時間が過ごせるので、

久しぶりに週刊誌でも、

売店で見たのは、週刊○○○。

表紙に、減薬の始め方。

そして、

病気を治すどころか、あなたの命を縮めている。

また、デマを書いてるだろうと期待して購入。

ブログで問題提起するつもりで。

週刊○○○の記事って、

医学以外は、真実に見えてしまいます。

ということは、専門家がみれば週刊○○○の記事は嘘だらけか?

で、記事についてです。

ポリファーマシーについて

確かに、薬漬けといわれる患者さんは多いです。

私も、薬は最小限が原則とは思ってます。

しかし、世の中には、本当に7種類以上のお薬が必要な方が大勢います。

パーキンソン病の患者さんが、それだけで5種類くらいお薬を飲むのは、ざらにいます。

ほかに高血圧、狭心症、脳梗塞など合併している人も多いのです。

それを、週刊◯◯◯は75歳以上の患者さんの4分の1が7種類以上お薬を飲んでいて、薬漬けだと断言。

喝!

われわれは薬漬けではない。

必要なお薬を飲んでいるんだ。

と御高齢者の雄叫びが聞こえます!

高コレステロール薬は60歳すぎたら半分でよい。

おいおい、根拠のないこと書かないでおくれ。

確かに、75歳以上の高齢者についてはエビデンス(証拠となる研究結果)が乏しいです。

しかし65歳から74歳でも、

高コレステロール血症を放置すれば

心筋梗塞での死亡率が4倍以上になります。

この記事をみて、先生薬を減らして下さい。と嘆願されたかたで、実際治療が中断。

心筋梗塞で死亡!

一体誰が責任をとるのでしょうか?

厚生省が公開した、高齢者に危ない薬の副作用

見開き2ページに数十種類のお薬と高齢者への注意事項が書いてました。

ふむふむ、確かに、結構正しいです。

思わず、ブログの趣旨を、

最近は週刊○○○も変わった!

にしようかと。

でも、最後にこのコメントを読んで、残念に思いました。

そのコメントは

まずは、一覧表の中に、自分が飲んでいる薬が含まれているかを確認するところから始めたい。

と、

なんじゃこれは

注意して使用すればよい薬もたくさん記載されてるのに、、、

まるで、これらの薬を処方する医師が悪いように書いてる!

日本の医療が正しい方法にいくには、患者さんがこのような記事を批判できるようになることから、まずは始めたい。